【メッシのスーパープレイ解説】ドリブル技術:スピードの維持と視野の確保
( フォームで視野を確保してカットインからミドルシュート )
■技術■
ブラジル戦の実際の映像から。
マルセロを振り切って、センターバックの前までスピードを上げ、カットインしてミドルシュートを決めている。
かなり体幹に負荷のかかるプレーだけど、数十メートルを走りながらやり遂げている。
スペースがあり、あまり顔を上げる必要がない場所ではスピード重視で、腕の振りは小さく、右足なども混ぜながらピッチ重視でスピードを上げている。
敵に近づいたところで、腕ふりが大きくなり、視線が高くなっている。
ボールタッチ直前の姿勢
メッシはボールタッチの直前に右手をを高く上げて上体を引き上げ視野を確保し敵の状態を確認している。
ボールタッチを振り上げた膝下かつ、指の付け根あたりで押し出すことで、素走りと同じようにしっかり地面に力を伝えることができるようになり、ボールタッチ時の減速を最小限に抑えている。
フォームで視野を確保してるので圧倒的なスピードの中でも、敵の動きをギリギリまで見ることができ、無理な体勢ではないのでフィニッシュまでフォームを維持できる。
■場所■
右ハーフスペース
■詳細■